3月14日(月)「内なる力」
前回のトップページに僕のトレーニング姿をのせたところ、多くの方から嬉しい反響を頂きました。正直なところあの写真を載せるのには勇気が必要でした(笑)
昔から僕は、歌は心。姿形ではない。と考えてただひたすらに歌うことに専念してきました。だからコンサートでもテレビでも自分の身体を他人に見せたことはありませんでした。それどころかむしろいつもハイネックや長袖で隠していたくらいです。笑い話ですが以前地方から上京してきたファンの人から「すがはらさんせっかく遠くから来たのだからせめて胸ボタンを2つぐらい開けてくれてもいいんじゃないの?」と言われたことがあります(笑)その時は何の意味か分かりませんでしたが最近、やはり人は姿形にも意味があるという気がしてきています。けして着飾るという意味ではありません。
内なる力が自然に形に表れてくる。それがいちばん大切な事のような気がしています。もちろん他人に見せるためではありませんが、ここ数年僕は内なる力を磨くことに努力してきました。どんなに外見を飾り立てても、内側からの本当の力がなければ、それは虚飾になってしまいます。内側からの若さ、そして内側からの力。それが本物なのです。けれども内側からの本当の力は短時日に身に付くものではないことも痛感しました。焦らず、なまけず、毎日コツコツと積み上げていってはじめて本物の内側からの力となるのです。
数年前、僕はかけがえのない出会いに巡り合いました。どうしたら本物の内側からの力を磨くことができるだろうか。もちろん今のようなトレーニングジムブームが始まる前の事です。僕はそんなことを考えながら大森の町を歩いていました。そしてそこで大森ジムの看板に出会ったのです。僕はおそるおそる五階にあるジムのドアを開きました。そこで出会った会長が日本一のトレーナーの佐々木隆さんだったのです。まさに達人。話を伺うと、美空ひばりさん、高倉健さん、そしてあの三島由紀夫さんまでが佐々木会長の指導を受けたと言うことです。こんな偶然の出会いがあるでしょうか?僕は運命の出会いを感じました。佐々木会長は笑顔でそんな僕のトレーニングを引き受けてくれました。佐々木会長の信念こそ「内なる力」「内なる若さ」です。そして食生活から日常の生活態度にいたるまで全てがトレーニングの基本となるのです。僕はあらためて人間の身体の素晴らしさを知りました。そう、自分自身の身体まで自分の努力で向上させていくことが出来るのです。「自分はこんな人間だ」と諦めるのではなく、「こんな人間になりたい」という明確な目標に向かって毎日正しく努力を続けていけば必ずその姿に近づいていけるのです。トレーニングを始めて間もなく、寒がりだった僕の体質が変わり、寒さに強い人間になりました。そして声も日ごとに伸びやかに響くように変わってきました。コンサートの度に、「このごろすがはらさんの声の響きは素晴らしくなってきた」と言われるようになりました。そう、いつも言うように年はとるものではなく、「努力を豊かに重ねてゆくもの」だったのです。今、僕は二十代のころよりも体力が増し、音域も拡がり、あらゆるジャンルの歌が歌えるようになってきています。
先日健康診断に行きました。生まれて初めて胃カメラを飲みました。すると、医者が驚いてこうさけびました。「な、なんときれいな胃でしょう!まるで赤ちゃんの胃のように汚れのない胃です。」「失礼ですがこれまでどんな生活をしてきたのですか?こんなきれいな胃の大人は見たことがありません。」そしてどの検査も最良値が出ました。もちろん血液も驚くほどきれいだということです。そう、僕は外観よりも身体の中身がきれいだったのです(笑)これからどれだけ生きていくか分かりませんがこれからも内なる力を大切にしていきたいと思っています。現在の目標は10月の青山劇場で最高のステージを皆様にお見せすることです。期待してください。
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